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2022.04/21 [Thu]
失敗しないアルジネート印象(歯型取り)のアイディア①
失敗しないアルジネート印象(歯型取り)のアイディア①
歯科関係者向けのアイディアです。
光学印象デバイスを当院でも購入しました。デジタルでスキャンの時代に何をいまさらかとは思いますが、まだまだ世の中、アルジネート印象が活躍しています。
この印象(歯型取り)を苦手とする患者さんは少なくありません。特に矯正歯科における印象は大きくて、苦しい思いをさせてしまうことがあります。
この苦しい思いをできるだけさせたくないと医療者側も思っているので、どうしたら失敗しないで済むのかはとても重要です。
印象の失敗の2大原因
原因No.1 :水が多すぎて印象材が柔らかすぎとなってしまい患者さんの喉方向にアルジネートが流れてしまう。
歯肉頬移行部に厚みが取れない。小帯が印記されない。
原因No.2: 水が少なくてすぐ固まってしまう。
いずれも 混水比(粉と水の割合が適切か?)が一番のポイントになります。
用意するもの:キッチンスケール(デジタル、最小単位が0.1gのもの Amazonで3000円以下)
では実際の手順についてご紹介します。
①キッチンスケールに印象カップを載せてから、0ボタンを押してカップの重さを除いて粉の量が計測できるように準備する
②粉を3杯入れてスケールに載せて粉の重さを計測する
③混水比早見表を見て水の必要量を確認する(当院では混水比49%で計算)
④水の計量コップをキッチンスケールに載せて0ボタンを押してコップの重さを除いて水の量が計測できるように準備する
⑤水を用意する、コップ1個目には蛇口から適当に水を採る、2個目は洗瓶(冷水がベター)を使うと細かく量を調節できます。
適切な混水比はメーカーの説明書を参考にご自身で試行錯誤してみてください。
当院使用の印象材は49%(粉/水)がベストのようです。
この方法に至った経緯
勤務経験10年超の歯科衛生士でも調べてみると混水比にばらつきがありました(43~51%)
どうも粉の測り方が難しいようです。計量カップで測ってもかなり量にばらつきがありました。
歯科関係者向けのアイディアです。
光学印象デバイスを当院でも購入しました。デジタルでスキャンの時代に何をいまさらかとは思いますが、まだまだ世の中、アルジネート印象が活躍しています。
この印象(歯型取り)を苦手とする患者さんは少なくありません。特に矯正歯科における印象は大きくて、苦しい思いをさせてしまうことがあります。
この苦しい思いをできるだけさせたくないと医療者側も思っているので、どうしたら失敗しないで済むのかはとても重要です。
印象の失敗の2大原因
原因No.1 :水が多すぎて印象材が柔らかすぎとなってしまい患者さんの喉方向にアルジネートが流れてしまう。
歯肉頬移行部に厚みが取れない。小帯が印記されない。
原因No.2: 水が少なくてすぐ固まってしまう。
いずれも 混水比(粉と水の割合が適切か?)が一番のポイントになります。
用意するもの:キッチンスケール(デジタル、最小単位が0.1gのもの Amazonで3000円以下)
では実際の手順についてご紹介します。
①キッチンスケールに印象カップを載せてから、0ボタンを押してカップの重さを除いて粉の量が計測できるように準備する
②粉を3杯入れてスケールに載せて粉の重さを計測する
③混水比早見表を見て水の必要量を確認する(当院では混水比49%で計算)
④水の計量コップをキッチンスケールに載せて0ボタンを押してコップの重さを除いて水の量が計測できるように準備する
⑤水を用意する、コップ1個目には蛇口から適当に水を採る、2個目は洗瓶(冷水がベター)を使うと細かく量を調節できます。
適切な混水比はメーカーの説明書を参考にご自身で試行錯誤してみてください。
当院使用の印象材は49%(粉/水)がベストのようです。
この方法に至った経緯
勤務経験10年超の歯科衛生士でも調べてみると混水比にばらつきがありました(43~51%)
どうも粉の測り方が難しいようです。計量カップで測ってもかなり量にばらつきがありました。
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- [矯正のこと・歯のこと]
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