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2012.10/23 [Tue]
治療期間を短くするための工夫
治療期間を短くするための工夫
-小臼歯を抜く時期はなるべく短期集中-
こんにちは!
ドモン矯正歯科 院長のドモンです。
今日は前回と同じく矯正の期間そして抜歯に関するアイディアです。
少しでも装置を付けている期間を短くするにはどうしたら
良いのか?
当院で最近、実践していることを今日も一つご紹介します。
歯を抜くなんて誰もが嫌なことですが、抜いたほうがその方のために
なるようなら矯正に伴う抜歯のお勧めをしています。
前歯と奥歯の中間にある歯を小臼歯といいます。
犬歯のすぐ後ろの歯は第一小臼歯といって、矯正治療における
抜歯の対象になりやすい部位です。
この小臼歯を抜いてもらう場合、以前は1か月に1本ずつ抜きたいとの
希望があればそのご要望に特に口を挟まなかったのですが、
最近は情報を提供してなるべく短期間にまとめて抜歯することを
お勧めしています。
そのほうが歯の移動速度は上がりスムーズに治療が進むと考えて
いるからです。
抜歯を行うと歯の移動速度が上がることは前回、説明しました。
理屈を再度述べると・・・
抜歯する→炎症系の細胞がたくさん出現し、歯を支えている
骨を吸収する破骨細胞もたくさん出てくる→歯が大きく動く
→歯が動いた後は溶けてしまった骨もまた再生し、固まるので
歯がぐらぐらして困ることはない
この理屈に付け加えると
左右のバランスをとりながら治療するとスムーズなので
左右の抜歯が済んでから矯正を進めていくのが一般的です。
しかし片側が抜けているのにもう片側はなかなか抜きに行けないとなると
抜歯した部位の骨が再生してきて歯の移動スピードが下がってしまう。
といった問題が出てくるのだと思います。
今は歯の移動速度を上げるために小臼歯の抜歯はなるべく短期集中で
行っていただくようアドバイスしています。
-小臼歯を抜く時期はなるべく短期集中-
こんにちは!
ドモン矯正歯科 院長のドモンです。
今日は前回と同じく矯正の期間そして抜歯に関するアイディアです。
少しでも装置を付けている期間を短くするにはどうしたら
良いのか?
当院で最近、実践していることを今日も一つご紹介します。
歯を抜くなんて誰もが嫌なことですが、抜いたほうがその方のために
なるようなら矯正に伴う抜歯のお勧めをしています。
前歯と奥歯の中間にある歯を小臼歯といいます。
犬歯のすぐ後ろの歯は第一小臼歯といって、矯正治療における
抜歯の対象になりやすい部位です。
この小臼歯を抜いてもらう場合、以前は1か月に1本ずつ抜きたいとの
希望があればそのご要望に特に口を挟まなかったのですが、
最近は情報を提供してなるべく短期間にまとめて抜歯することを
お勧めしています。
そのほうが歯の移動速度は上がりスムーズに治療が進むと考えて
いるからです。
抜歯を行うと歯の移動速度が上がることは前回、説明しました。
理屈を再度述べると・・・
抜歯する→炎症系の細胞がたくさん出現し、歯を支えている
骨を吸収する破骨細胞もたくさん出てくる→歯が大きく動く
→歯が動いた後は溶けてしまった骨もまた再生し、固まるので
歯がぐらぐらして困ることはない
この理屈に付け加えると
左右のバランスをとりながら治療するとスムーズなので
左右の抜歯が済んでから矯正を進めていくのが一般的です。
しかし片側が抜けているのにもう片側はなかなか抜きに行けないとなると
抜歯した部位の骨が再生してきて歯の移動スピードが下がってしまう。
といった問題が出てくるのだと思います。
今は歯の移動速度を上げるために小臼歯の抜歯はなるべく短期集中で
行っていただくようアドバイスしています。
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