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2012.09/23 [Sun]
咀嚼能力に関する文献的考察
こんにちは!ドモン矯正歯科院長のドモンです。
矯正治療を考えている方の中で抜歯をともなう治療によって食物を
咬みくだく能力が低下するかどうかを心配される方もいらっしゃるか
と思います。
いろいろ調べている先生(研究者)がいて小臼歯を抜いて矯正治療
しても咀嚼機能は低下しないことが報告されています。以下が参考文献
と要旨(私の解釈)です。
<上下顎小臼歯抜歯症例における咀嚼機能の変化>
日矯誌 1999年 58巻2号 昭和大学 笠原先生
小臼歯の抜歯を伴う矯正治療症例における咀嚼能率の変化について
治療中にいったん低下、治療後は元のレベルに戻る
<不正咬合者の咀嚼能力と矯正治療による変化>
日矯誌 1992年 51巻4号 鹿児島大学 広瀬先生
治療していない人の咀嚼能力
上顎前突は正常咬合者と同程度
叢生、反対咬合は小さい
矯正治療後の咀嚼能力
上顎前突 治療中にいったん低下、その後戻る
叢生、反対咬合 増加
反対咬合(外科矯正) 治療中いったん低下、治療後増加
矯正治療を考えている方の中で抜歯をともなう治療によって食物を
咬みくだく能力が低下するかどうかを心配される方もいらっしゃるか
と思います。
いろいろ調べている先生(研究者)がいて小臼歯を抜いて矯正治療
しても咀嚼機能は低下しないことが報告されています。以下が参考文献
と要旨(私の解釈)です。
<上下顎小臼歯抜歯症例における咀嚼機能の変化>
日矯誌 1999年 58巻2号 昭和大学 笠原先生
小臼歯の抜歯を伴う矯正治療症例における咀嚼能率の変化について
治療中にいったん低下、治療後は元のレベルに戻る
<不正咬合者の咀嚼能力と矯正治療による変化>
日矯誌 1992年 51巻4号 鹿児島大学 広瀬先生
治療していない人の咀嚼能力
上顎前突は正常咬合者と同程度
叢生、反対咬合は小さい
矯正治療後の咀嚼能力
上顎前突 治療中にいったん低下、その後戻る
叢生、反対咬合 増加
反対咬合(外科矯正) 治療中いったん低下、治療後増加
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