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2011.03/03 [Thu]
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず---実践的ブラッシング指導法 その6
こんにちは!
院長のドモンです。
今日も若い歯科衛生士さん向けのテーマです。
前回はブラッシンッグ指導(TBI)に対して全体のうち
2割くらいの方は反応が悪くて、返事も生返事だったりし
ますよ。このグループに属する方の歯磨きレベルをあげる
のは<難問>です・・・とお伝えしました。
なぜ<難問>は難問であるかわかりますか?
しばらく考えてください!
私の考えを書く前に知っておきたいことを・・・
約2500年前の中国の偉人<孫武>の書いた
<孫子の兵法>という戦争に勝つための方法の中に
彼を知り己を知れば百戦して殆うからず
(かれをしり おのれをしれば
ひゃくせんして あやうからず)
という名言があります。意味は
勝敗は偶然ではなく敵の情勢と味方の情勢を知って
その長所短所をきちんと理解していれば、たとえ百回
戦ったとしても敗れることはないということで
うまくいくかいかないかは偶然ではなく相手と自分の
状況や長所短所を見極めていればどのような場合でも
失敗することはないということ。
TBIもうまくいく、いかないは偶然ではありません。
TBIに反応の良くない患者さんの状況を正確に知り、
自分の実力もわきまえてTBIにのぞみましょう。
<難問>をより良く理解する
ことで明日のTBIの向上につながると信じます。
2500年前の知恵がTBI(ブラッシンッグ指導)
に役立ちます。
さて、なぜ<難問>は難問であるかわかりますか?
続きは次回!
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