Entries
Date:2010.11/13 [Sat]19:31 | Category:[先生こぼれ話]
見えないものを見えるものへ
見えないものを見えるものへ
こんにちは! ドモン矯正歯科 院長のドモンです。
ある記念本に寄稿を頼まれたのでいろいろ考えて
こんな文章を書いてみました。
矯正治療は時間がかかる。どんなに短期間で仕上がった症例であれ、
保定を含めるならば患者さんとの付き合いは必ず年単位という長期に渡る。
すなわち治療の結果が出てくるのは治療を受けたいと考えて行動
してからかなり後のことになる。患者さんはゴールについて最初に
どの程度イメージができているのだろうか。
この10年で強く意識するようになったことのひとつにゴールや
プロセスに関する患者サイドのイメージと医師サイドのイメージ
のずれがある。もちろんずれが小さいほうが問題はないのは言う
までもない。またギャップがあると言って大騒ぎをする患者さんも
ほとんどいない。
では騒ぐ人がいないからギャップがないかというとおそらくそう
ではない。単に苦言が矯正歯科医の耳に届かないだけであろう。
匿名で意見を集めるならかなりの意見が存在するのではないか。
患者サイドと医師サイド双方が幸せであるためにギャップをできる
限り小さくするにはどうしたら良いのであろうか。
患者さんの要望を受け止めた上での明確な治療計画、期間の見通し、
セットアップモデル、モーフィング、paper prediction、リスクの
説明など患者さんと多くの情報を治療の開始前や開始直後に共有し、
遂次情報を更新していくことも大切なことのひとつであろう。
患者さんから<見えない>ゴールやプロセスを<見える>ように
することも私の仕事である
こんにちは! ドモン矯正歯科 院長のドモンです。
ある記念本に寄稿を頼まれたのでいろいろ考えて
こんな文章を書いてみました。
矯正治療は時間がかかる。どんなに短期間で仕上がった症例であれ、
保定を含めるならば患者さんとの付き合いは必ず年単位という長期に渡る。
すなわち治療の結果が出てくるのは治療を受けたいと考えて行動
してからかなり後のことになる。患者さんはゴールについて最初に
どの程度イメージができているのだろうか。
この10年で強く意識するようになったことのひとつにゴールや
プロセスに関する患者サイドのイメージと医師サイドのイメージ
のずれがある。もちろんずれが小さいほうが問題はないのは言う
までもない。またギャップがあると言って大騒ぎをする患者さんも
ほとんどいない。
では騒ぐ人がいないからギャップがないかというとおそらくそう
ではない。単に苦言が矯正歯科医の耳に届かないだけであろう。
匿名で意見を集めるならかなりの意見が存在するのではないか。
患者サイドと医師サイド双方が幸せであるためにギャップをできる
限り小さくするにはどうしたら良いのであろうか。
患者さんの要望を受け止めた上での明確な治療計画、期間の見通し、
セットアップモデル、モーフィング、paper prediction、リスクの
説明など患者さんと多くの情報を治療の開始前や開始直後に共有し、
遂次情報を更新していくことも大切なことのひとつであろう。
患者さんから<見えない>ゴールやプロセスを<見える>ように
することも私の仕事である
スポンサーサイト
Comment[この記事へのコメント]
Comment_form